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アフィリエイトの必要経費として計上できる出費まとめ【節税対策】

アフィリエイトで計上できる必要経費を知りたい方へ

アフィリエイトの必要経費にできる出費は何があるの?
正しく節税してお得に確定申告したいな。

本記事では、このような疑問に答えます。

この記事を書いている かしわもち は、アフィリエイト歴[birth day="20091020"]年のブロガーです。

今回は、確定申告でアフィリエイトの必要経費にできる出費を紹介します。

アフィリエイトの必要経費まとめ

アフィリエイトの必要経費まとめ

必要経費とは、アフィリエイト収入を得るためにかかった費用のことです。

事業所得、不動産所得及び雑所得の金額を計算する上で、必要経費に算入できる金額は、次の金額です。

(1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

引用元:国税庁 タックスアンサー  No.2210

納める税金額は、収入から必要経費を引いた所得金額に課税されるため、必要経費を正しく計上することが節税につながります。

アフィリエイトの必要経費に計上できる出費を勘定科目別に紹介していきます。

1. 水道光熱費

水道光熱費

自宅でアフィリエイトの作業をしている場合は、電気代の一部を必要経費にできます。

全てを計上することはできず、アフィリエイトに費やす作業時間などで電気代を按分して計上することになります。

例えば、1日6時間アフィリエイトの作業をするなら、6時間 / 24時間 = 25%です。

  • 電気代

2. 通信費

通信費

アフィリエイトのために使用するインターネット代は、もちろん必要経費となります。

こちらも光熱費と同様に、インターネット使用時間をプライベートとアフィリエイトの作業割合で按分して計上してください。

レンタルサーバー代やドメイン代は100%計上できます。

  • 固定回線代
  • Wifiルーター代
  • スマホ代
  • レンタルサーバー代
  • ドメイン代

3. 広告宣伝費

広告宣伝費

集客のためにリスティング広告を出稿している場合は、広告宣伝費に計上できます。

また、ウェブサイトやブログの作成に使用した有料テンプレートや写真素材の費用も広告宣伝費としてOKです。

  • リスティング広告代
  • WordPressテーマ代
  • 写真素材代

4. 消耗品費

消耗品費

アフィリエイトのために使用する10万円未満の備品代は、消耗品費となります。

プライベート用としても兼用する場合は、使用割合で按分して計上してください。

例えば、8万円のパソコンを購入してプライベートでも50%使用するならば、4万円分を必要経費として計上します。

  • 10万円未満のパソコン代
  • ディスプレイ代
  • マウス・キーボード代
  • プリンター代
  • レビュー記事用の商品代

5. 減価償却費

減価償却費

10万円を超えるパソコンは、減価償却という会計の考え方を用いて、複数年に費用を分割して必要経費に計上することが原則です。

物品ごとに耐用年数が決められていて、パソコンの耐用年数は4年となります。

アフィリエイトのために50%使用する20万円のパソコンは、20 × 0.5 ÷ 4 = 2.5万円を4年間かけて計上していくことになります。

  • 10万円以上のパソコン代

6. 外注工賃

外注工賃

記事執筆やデザインの依頼にかかった費用は、外注工賃として必要経費になります。

クラウドソーシングなどで発注した費用を100%計上しておいてOKです。

  • 外注した記事代
  • 外注したイラスト代
  • 外注したデザイン代

7. 地代家賃

地代家賃

アフィリエイターの主な作業場所である自宅の家賃も必要経費として計上できます。

これまでと同様に、アフィリエイト作業に費やす時間や専有面積などで家賃を按分して計上します。

按分比率は、税務署に明確な説明ができる妥当な割合に設定することが重要です。

  • 家賃

8. 支払手数料

支払手数料

ASPからアフィリエイト報酬を受け取ったり、経費を支払う際の振込手数料は、必要経費となります。

また、税理士への報酬や会計ソフトの使用料も支払手数料に計上します。

  • ASPからの振込手数料
  • 経費支払い時の振込手数料
  • 税理士等の専門家に支払う報酬
  • クラウド会計ソフトの使用料

9. 研修採用費

研修採用費

アフィリエイトのスキルアップのために、セミナーに参加したりコンサルティングを受けた場合は、研修採用費に計上します。

こちらも費用の100%を必要経費として計上しておいて問題ありません。

  • アフィリエイトセミナー代
  • コンサルティング代

10. 新聞図書費

新聞図書費

アフィリエイト記事を書くための情報収集で購入した書籍・雑誌は必要経費にできます。

最近流行っているアフィリエイトノウハウが書かれた有料noteなども新聞図書費として計上しておきましょう。

  • 記事を書く際の参考書籍代
  • アフィリエイト関連書籍代
  • 有料メールマガジンの購読代

11. 租税公課

租税公課

アフィリエイト事業に関係する税金は、租税公課に計上して必要経費として処理することができます。

個人で支払う税金と見なされる所得税や住民税については、対象外となります。

  • 個人事業税
  • 消費税

必要経費を計上するポイント

必要経費を計上するポイント

アフィリエイトの必要経費に計上できる出費が把握できたら、きちんと節税するためのポイントを理解していきましょう。

ポイントは下記の3点となります。

  • アフィリエイトの経費率
  • 按分比率は合理性を保つ
  • 迷ったら経費に計上しておく

アフィリエイトの経費率

アフィリエイトの必要経費として妥当な割合は、収入の40〜50%程度です。

アフィリエイトは、ほとんど元手がかからないビジネス形態であるため、他業種と比べても低めの水準となっています。

あらかじめ年間収入の金額を想定し、自信を持って説明のできる出費のみを計画的に計上していくことが大切です。

按分比率は合理性を保つ

按分比率は大まかな決め方で構わないので、合理性のある値に設定しましょう。

按分比率の計算方法に明確な決まりはないため、税務署に明確な説明ができる値であれば問題ありません。

迷ったら、プライベートとアフィリエイト作業で半分ずつくらい使用しているので50%のように決めてしまうのも1つの手です。

迷ったら経費に計上しておく

少しでもアフィリエイトとの関連性がある出費は、必要経費として計上するべきです。

仮に必要経費として認められなかったとしても、認められなかった分に対する税金を通常通り払うだけです。

きちんと領収書やレシートなどのエビデンスを保管して、アフィリエイトとの関連性を説明できるようにしておきましょう。

必要経費を管理する方法

必要経費を管理する方法

アフィリエイトの入出金は、プライベートの入出金と分けて管理することが基本です。

その理由としては、お金の流れを別系統とすることで、会計ソフトを利用して必要経費を自動で管理できるようになるためです。

お金の管理を簡単にして時間を節約することで、アフィリエイト本来の作業により集中することができます。

専用銀行口座を作る

アフィリエイト報酬の受け取りのために専用の銀行口座を準備しておきましょう。

アフィリエイトの収入や支出を専用口座で管理することで、売り上げや収支が一目でわかるようになります。

ネット銀行で利用者数No.1の楽天銀行を開設しておけば、基本的にはOKです。

関連記事 アフィリエイト用口座の詳細はこちら

専用クレジットカードを作る

アフィリエイトの必要経費の支払いのために専用のクレジットカードを用意しましょう。

必要経費を全て専用クレジットカードでの支払いに統一することで、領収書の集計に困ることなく一元管理することができます。

クレジットカードは、大定番とも言える楽天カードがオススメです。

関連記事 アフィリエイト用クレジットカードの詳細はこちら

クラウド会計ソフトで自動管理

クラウド会計ソフトで自動管理

必要経費の管理を簡単に行うためには、クラウド会計ソフトが非常に便利です。

確定申告ソフトfreeeを利用すれば、銀行口座やクレジットカードと連携でき、自動的に費用の按分をしてくれます。

無料で機能を試せるので、公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

まとめ

今回はアフィリエイトの必要経費について、経費にできる出費を解説しました。
記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • アフィリエイトで稼ぐことに少しでも関連性のある出費は、必要経費となります
  • 代表的な出費として、サーバー代、ドメイン代、振込手数料などがあります
  • アフィリエイトとプライベートの按分比率は合理性のある値に設定しましょう
  • 入出金は、アフィリエイトとプライベートで分けて管理しましょう
  • 会計ソフトを利用することで、必要経費を自動で管理することができます

集計した1年分の必要経費は、2月16日〜3月15日の期間に忘れずに確定申告しましょう。

確定申告のやり方は一度経験することができれば、意外と簡単な手続きです。

アフィリエイトの確定申告の方法&やり方完全ガイド【2020年最新版】

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以上、「アフィリエイトの必要経費にできる出費」でした。

マルチ

  • この記事を書いた人

かしわもち

【米国株歴8年】 アラサー男、独身、の人生ツモ人間です。

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