EMRの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【EMR】エマソン・エレクトリックの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
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【EMR】エマソン・エレクトリックの株価データ
エマソン・エレクトリック(EMR)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価 | $86.6 |
前日比 | $-0.8(-0.92%) |
年間高値 | $98.59 |
年間安値 | $74.35 |
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
EMRの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価チャート
エマソン・エレクトリック(EMR)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、緩やかに成長しているチャートとなっています。
S&P500との比較
エマソン・エレクトリック(EMR)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500をわずかにアンダーパフォームしていることがわかります。
【EMR】エマソン・エレクトリックの配当金データ
エマソン・エレクトリック(EMR)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
配当利回り | 2.38% |
年間配当額 | $2.06 |
配当支払い月 | 3, 6, 9, 12月 |
連続増配年数 | 67年 |
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回りの推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
配当利回り2〜4%付近をターゲットに推移していることが確認できます。
四半期配当の推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
着実に配当金の額を積み上げていて、1957年以降は増配を続けています。
増配率の推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率にはバラツキがありますが、低めの水準にあることがわかります。
【EMR】エマソン・エレクトリックの銘柄分析
ここからは、エマソン・エレクトリック(EMR)のビジネスについて分析をしていきます。
セクター | 資本財 |
S&P格付 | A |
採用指数 | S&P500 |
EMRは、資本財セクターに所属する大型銘柄となります。
「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。
参考: エマソン・エレクトリック-IR
EMRの自社環境
エマソン・エレクトリック(EMR)の主力の商品・サービスは以下の通りです。
EMRは、米国の電機系コングロマリットです。産業用から一般消費者用まで幅広い電子機器の開発・製造・販売を行っています。
近年は、事業領域の取捨選択を進めていて、自動化ソリューションと商業・住宅ソリューションの大きく2つに取り組んでいます。
2016年にはネットワークパワー事業を、2017年にはモーター事業・発電機事業を売却しました。
引用元:エマソン・エレクトリック IR
EMRの業績推移
EMRの競合環境
エマソン・エレクトリック(EMR)の競合企業としては、次のような5社が挙げられます。
- シーメンス
- ABBグループ
- ロックウェル・オートメーション
- ハネウェル
- ゼネラル・エレクトリック
エマソン・エレクトリックは、産業用オートメーション業界で世界4位となります。
2017年には、競合のロックウェル・オートメーションの買収により業界最大手を狙っていましたが、拒否され失敗に終わりました。
引用元:PROCESSINGTALK
EMRの市場環境
産業用オートメーション分野の市場環境は、以下のような状況となっています。
- 産業用オートメーション市場は、年率9.1%の高成長率で拡大
- 製造業界での産業用ロボットの採用増加が成長の要因
- インダストリー4.0のような政府の取り組みも成長を後押し
世界の産業用オートメーション市場は、製造業界での産業用ロボットの採用増加もあり、年率9.1%の高成長率で拡大を続けます。
また、ドイツのインダストリー4.0に代表されるように、製造業の生産性を向上を目指す政府の取り組みも成長を後押ししています。
引用元:MARKETS&MARKETS
まとめ
今回は【EMR】エマソン・エレクトリックの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- EMRの株価は緩やかな成長で、S&P500をアンダーパフォームしています
- 配当金は、67年間連続増配を続けていて、配当利回り3〜4%の水準です
- EMRは、米国の電機系コングロマリットで、幅広い電子機器を提供しています
- 産業用オートメーション業界では、世界4位のポジションを獲得しています
- 世界の産業用オートメーション市場は、年率9.1%の高成長率で拡大を続けます
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また、米国株投資を効率化したい方は、米国株アプリを活用してみるのがおすすめです。
以上、「【EMR】エマソン・エレクトリックの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。