FCXの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【FCX】フリーポート・マクモランの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
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【FCX】フリーポート・マクモランの株価データ
フリーポート・マクモラン(FCX)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価 | $31.69 |
前日比 | $-0.51(-1.58%) |
年間高値 | $50.92 |
年間安値 | $25.4 |
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
FCXの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価チャート
フリーポート・マクモラン(FCX)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、停滞から一転して上昇が始まったチャートとなっています。
S&P500との比較
フリーポート・マクモラン(FCX)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500をわずかにアウトパフォームしていることがわかります。
【FCX】フリーポート・マクモランの配当金データ
フリーポート・マクモラン(FCX)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
配当利回り | 0.95% |
年間配当額 | $0.3 |
配当支払い月 | 2, 5, 8, 11月 |
連続増配年数 | 0年 |
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回りの推移
フリーポート・マクモラン(FCX)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
配当利回り1〜3%付近をターゲットに推移していることが確認できます。
四半期配当の推移
フリーポート・マクモラン(FCX)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
配当金は2015年に減配されていて、横ばいの状態が続いています。
増配率の推移
フリーポート・マクモラン(FCX)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率にはバラツキがあり、安定していないことがわかります。
【FCX】フリーポート・マクモランの銘柄分析
ここからは、フリーポート・マクモラン(FCX)のビジネスについて分析をしていきます。
セクター | 素材 |
S&P格付 | BB |
採用指数 | S&P500 |
FCXは、素材セクターに所属する大型銘柄となります。
「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。
参考: フリーポート・マクモラン-IR
FCXの自社環境
フリーポート・マクモラン(FCX)の主力の商品・サービスは以下の通りです。
- 金属鉱業
銅、金、モリブデンの採掘・製錬
FCXは、米国の鉱業会社です。北米と南米、インドネシアに鉱山を持ち、銅・金・モリブデンの採掘から製錬までを手がけています。
主力はインドネシアのグラスベルグ鉱山ですが、現地政府が外資参入に関する規制を導入したため、過半数の所有権を譲渡しました。
フリーポート・マクモランは所有権を譲渡する代わりに、採掘権・輸出を認められ、事業を継続しています。
引用元:フリーポート・マクラモン IR
FCXの業績推移
FCXの競合環境
フリーポート・マクモラン(FCX)の競合企業としては、次のような3社が挙げられます。
- コデルコ
- BHPグループ
- ニューモント・マイニング
2006年には、競合大手のフェルプス・ドッジを買収したことで規模が急拡大し、世界を代表する鉱業企業に成長しました。
フリーポート・マクモランは、銅の採掘量で世界2位、金の採掘量で世界5位となります。
引用元:MINING COM
引用元:MINING COM
FCXの市場環境
鉱業分野の市場環境は、以下のような状況となっています。
- 世界のベースメタル市場は、年率+4.1%で成長する見込み
- 銅製品は需要が高く、ベースメタル市場の約7割を占める
- 金の産出量は減り、希少価値は一段と高まっていく
世界のベースメタル市場は、年率+4.1%で成長していく見込みです。特に、銅は産業・家庭用共に需要が高く、最大規模を占めます。
一方で、貴金属である金の産出量は減っていて、資産としての価値が高まっています。
まとめ
今回は【FCX】フリーポート・マクモランの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- FCXの株価は低迷していて、S&P500を大きくアンダーパフォームしています
- 配当金は2015年に減配されていて、現在は横ばいの状態が続いています
- FCXは、米国の鉱業会社で、銅/金/モリブデンの採掘・製錬に取り組んでいます
- 銅の採掘量では世界2位、金の採掘量では世界5位のポジションとなります
- 世界のベースメタル市場は、年率+4.1%で成長していく見込みです
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以上、「【FCX】フリーポート・マクモランの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。