KMIの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【KMI】キンダー・モルガンの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
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【KMI】キンダー・モルガンの株価データ
キンダー・モルガン(KMI)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価 | $18.12 |
前日比 | +$0.35(+1.97%) |
年間高値 | $19.8221 |
年間安値 | $15.34 |
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
KMIの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価チャート
キンダー・モルガン(KMI)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、低迷しているチャートとなっています。
S&P500との比較
キンダー・モルガン(KMI)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500を大きくアンダーパフォームしていることがわかります。
【KMI】キンダー・モルガンの配当金データ
キンダー・モルガン(KMI)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
配当利回り | 6.13% |
年間配当額 | $1.11 |
配当支払い月 | 2, 5, 8, 11月 |
連続増配年数 | 6年 |
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回りの推移
キンダー・モルガン(KMI)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
株価が低迷していて、かなりの高配当になっていることが確認できます。
四半期配当の推移
キンダー・モルガン(KMI)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
2016年に減配を行いましたが、2018年から増配が始まっています。
増配率の推移
キンダー・モルガン(KMI)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率にはバラツキがあり、年ごとに異なることがわかります。
【KMI】キンダー・モルガンの銘柄分析
ここからは、キンダー・モルガン(KMI)のビジネスについて分析をしていきます。
セクター | エネルギー |
S&P格付 | BBB |
採用指数 | S&P500 |
KMIは、エネルギーセクターを代表する大型銘柄となります。
「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。
参考: キンダー・モルガン-IR
KMIの自社環境
キンダー・モルガン(KMI)の主力の商品・サービスは以下の通りです。
- 川中事業
天然ガスの貯蔵、輸送
KMIは、米国の石油製品輸送会社です。天然ガスをターミナルに貯蔵し、パイプラインで米国中に輸送しています。
パイプラインの総距離は、11,000kmにも及びます。川中事業は長期の固定契約に基づくことが多く、安定収益が期待できます。
引用元:キンダー・モルガン IR
KMIの業績推移
KMIの競合環境
キンダー・モルガン(KMI)の競合企業としては、次のような3社が挙げられます。
- エナジー・トランスファー
- エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ
- ウィリアムズ
キンダー・モルガンは、米国No.1の天然ガスパイプライン運営会社となっていて、消費と輸出の約40%のシェアを握っています。
財務的に強い企業によるM&Aが活性化していて、キンダー・モルガンも競合のエル・パソやコパノ・エナジーを買収しました。
KMIの市場環境
石油分野の市場環境は、以下のような状況となっています。
- 世界の石油消費量は、経済成長に伴い、増加傾向
- 将来的に代替可能エネルギーにリプレースされる懸念あり
- 石油価格の主導権は、OPEC(中東の産油国)が握る
石油消費量の動向としては、太陽光のような代替エネルギーの台頭はありますが、継続して増加していくと予測されています。
一方で、石油価格の変動は大きなリスクです。川中企業も、原油安で川上企業の収益が悪くなると影響を受けます。
引用元:経済産業省 資源エネルギー庁
まとめ
今回は【KMI】キンダー・モルガンの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- KMIの株価は低迷していて、S&P500を大きくアンダーパフォームしています
- 2016年に減配を行いましたが、2018年から増配を再開しています
- KMIは、米国の石油製品輸送会社で、天然ガスのパイプラインを運営しています
- KMIは、米国の天然ガスの消費と輸出の約40%のシェアを握っています
- 石油消費量の動向としては、継続して増加していくと予測されています
KMI以外にも、高配当銘柄情報を提供してくれるオックスフォードインカムレターの無料メルマガも活用してみましょう。
また、米国株投資を効率化したい方は、米国株アプリを活用してみるのがおすすめです。
以上、「【KMI】キンダー・モルガンの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。