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リーマンショックの原因とは?発生時期や株価の下落率を解説します!

リーマンショックについて学びたい方へ

平成最大の金融危機では、一体何が起きていたのかな?
リーマンショックの原因や詳細を詳しく知りたいな。

本記事では、このような疑問に答えます。

この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴9年のブロガーです。

今回は、世界経済に大きな影響を及ぼしたリーマンショックの原因を解説します。

この記事の著者
米国株投資ブロガー かしわもち

米国株投資ブロガー

かしわもち

@kashiwamichi3

プロフィール

米国株投資とブログ副業で人生をレベルアップさせた米国株投資ブロガーです。高配当利回り&連続増配&高利益率の銘柄を中心に、バイ&ホールド戦略で投資しています。
著者情報の詳細もご確認ください。

リーマンショックの原因とは?

リーマンショックの原因とは?

リーマンショックとは、2008年に発生した100年に1回規模の世界的な金融危機です。

その原因としては、次の3つの要因が連鎖的に起こってしまったことにあります。

リーマンショックに至るまでの流れを振り返っていきましょう。

1. サブプライムローン問題

サブプライムローン問題

リーマンショックの原因は、サブプライムローン問題がそもそもの発端です。

サブプライムローンとは低所得層向けの住宅ローンで、その特徴は以下の通りでした。

  • 社会的信用が低い人でもOK
  • 住宅を担保に高金利を支払う
  • 住宅を売れば返済義務がなし

当時のアメリカで、住宅価格の値上がりが続いていたからこそ成立していた制度でした。

高金利であったことから、金融機関がサブプライムローンを投資商品化し、低リスク・高リターンの投資として拡散していきました。

2. 米国の住宅バブル崩壊

米国の住宅バブル崩壊

サブプライムローン人気に伴う住宅バブルは、2007年に崩壊してしまいます。

住宅バブル崩壊のきっかけとなったのが、FRBによる政策金利の引き上げで、住宅購入者が減り住宅価格が下落していきました。

その結果として、住宅を手放しても資金を回収できず、サブプライムローンは破綻します。

関連記事 FRBの利上げについてはこちら

3. リーマン・ブラザーズ倒産

リーマン・ブラザーズ倒産

サブプライムローンを多く扱っていたリーマン・ブラザーズが2008年に倒産します。

リーマン・ブラザーズは大手投資銀行でしたが、6,130億ドル(約60兆円)という巨額の負債のため、政府の救済もありませんでした。

アメリカの金融市場悪化の影響は世界にも広がり、世界中で株価が暴落し、リーマンショックとして金融危機が巻き起こります。

リーマンショックでの株価下落率

リーマンショックでの株価下落率

リーマンショックでは、世界の株式総額の約半分が消失してしまったと言われています。

実際に、アメリカや日本の株式市場に与えた影響を確認していきましょう。

米国株の下落率【S&P500】

米国株の下落率【S&P500】

リーマンショックでの米国株の下落率は、株価指数であるS&P500で-47%でした。

暴落前の最高値からは-56%も下落していて、回復には4年以上かかっているので、アメリカ経済への影響は凄まじいものでした。

ただし、その後アメリカ経済は力強い回復を続け、リーマンショックの暴落時から4倍以上もの成長を遂げることになります。

日本株の下落率【日経平均】

日本株の下落率【日経平均】

リーマンショックでの日本株の下落率は、株価指数である日経平均で-41%でした。

日本へのリーマンショックの影響は少ないと言われていましたが、実際にはアメリカよりも深刻な不景気へと陥っていきます。

その原因は、ドルへの不安感による円高の進行で、日本経済を支える輸出産業の不振によって日経平均株価も大きく低迷しました。

暴落相場に強かった銘柄

暴落相場に強かった銘柄:MCD

リーマンショックの暴落相場にも強かった銘柄として紹介したいのがマクドナルドです。

不況に強い銘柄として抜群の安定感を誇っていて、S&P500が-39.67%下げる間に、MCDは-18.63%と非常に小さい下落率でした。

こちら日本株ではなく米国株のマクドナルドですが、47年連続増配の高配当銘柄でもあるので、ぜひ確認してみてください。

リーマンショックから学ぶべきこと

リーマンショックから学ぶべきこと

リーマンショックの経験からは、投資する上で重要な教訓を多く学ぶことができます。

今回は、そのうち3つの教訓をまとめました。

それぞれの教訓を理解して、次の暴落にきちんと備えておきましょう。

大暴落には兆候がある

大暴落には兆候がある

リーマンショックから学べることは、1年前から大暴落の兆候があったということです。

世界で起こっている出来事や経済ニュースには常にアンテナを張り、大暴落が起きた時の動き方を準備しておくことが大切です。

具体的に何を見ればいいかというと、世界を舞台としている経済新聞であるウォールストリート・ジャーナルがおすすめです。

公式サイトでお試し購読キャンペーンを実施しているので、確認してみてください。
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参考)日本語表示への変更方法

ウォールストリートジャーナル

ウォール・ストリート・ジャーナルは、言語切り替えで、日本語表示ができます。

PC版の場合は、ページ最上部のEditionを日本語に変更します。スマホ版の場合は、ページ最下部のEditionを日本語に変更します。

ピンチはチャンスでもある

株価が暴落している時こそ、積極的に買い増せば、資産を大きく増やすチャンスです。

株式投資で儲けるための原則は、安く買って高く売ることであり、安く買える絶好のタイミングが暴落している時です。

そのためには、次の3つ目の教訓にもつながりますが、フルインベストメントするのではなく現金比率を保つことが必要です。

現金比率の管理が重要

現金比率の管理が重要

リーマンショックのような暴落に備えて、現金比率を管理しておくことが重要です。

自分の資産配分や現金比率を正しく把握し、暴落時にどのように立ち回るのか、併せて考えておけるとベストです。

ネット証券と連携できるスマホアプリでの管理が便利なので、ぜひ試してみてください。

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まとめ

今回はリーマンショックについて、その原因や株価の下落率などを解説しました。
記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • リーマンショックとは、2008年9月15日に発生した世界的な金融危機です
  • アメリカのサブプライムローン問題をきっかけとして暴落が起こりました
  • 株価の下落率は凄まじく、世界の株式総額の約半分が消失してしまいました
  • 世界的な大暴落には必ず兆候があるので、ニュースにアンテナを張りましょう
  • 暴落をチャンスと捉えて立ち回れるように、現金比率の管理が重要です

バブルからの暴落は過去に何度も起きていて、忘れた頃に歴史は繰り返しています。

暴落の過去から学ぶことで、過去の人間と同じ過ちを繰り返さないことが重要です。

【必見】米国株の暴落はいつやって来る?過去から振り返る下落の予想

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以上、「リーマンショックとは何かの解説」でした。

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