本サイトにはプロモーションが含まれています。

【必見】米国株の暴落はいつやって来る?過去から振り返る下落の予想

米国株の暴落予想が気になっている方へ

米国株の暴落は、近い将来に起こるんだろうか?
暴落時の対処方法やそのポイントも教えて欲しいな。

本記事では、このような疑問に答えます。

この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴9年のブロガーです。

今回は、米国株の暴落を過去のデータから予想します。

この記事の著者
米国株投資ブロガー かしわもち

米国株投資ブロガー

かしわもち

@kashiwamichi3

プロフィール

米国株投資とブログ副業で人生をレベルアップさせた米国株投資ブロガーです。高配当利回り&連続増配&高利益率の銘柄を中心に、バイ&ホールド戦略で投資しています。
著者情報の詳細もご確認ください。

米国株暴落の歴史を振り返る

米国株暴落の歴史を振り返る

米国株の暴落は、1900年以来、ピーク時から20%以上の暴落が7回発生しています。

代表的な株価指数であるS&P500の長期チャートを確認してみると、暴落は定期的に発生していることが確認できます。

暴落年 暴落率 回復年数
1929年 -85% 25年
1961年 -22% 2年
1968年 -29% 3年
1973年 -43% 7年
1987年 -27% 2年
2000年 -44% 7年
2007年 -50% 6年

各年の暴落の詳細を振り返ってみましょう。

1. 1929年:世界大恐慌

1929年の世界大恐慌では、-85%の暴落が起こり、回復までに25年の期間を要しました。

アメリカ経済の悪化を発端として、ウォール街で大量の米国株が売られ、約一ヶ月間で米国株式市場は完全に崩壊してしまいました。

景気循環のタイミングも重なり、米国株史上で最大・最長の景気後退期間となりました。

大暴落1929 (日経BPクラシックス)

大暴落1929 (日経BPクラシックス)

ジョン・K・ガルブレイス
2,420円(04/24 08:39時点)
Amazonの情報を掲載しています

2. 1961年:キューバ危機

1961年のキューバ危機では、-22%の暴落が起こり、回復まで2年間かかりました。

アメリカと旧ソ連が対立して緊張感が高まり、核戦争寸前まで進んでしまい、そこまでに至る混乱によって株価が下落しました。

結果的には、最悪の事態は回避され、米国株の株価もすぐに回復していきます。

3. 1968年:株式の死への序章

1968年の株式の死への序章では、-29%の暴落が起こり、回復まで3年間かかりました。

ベトナム戦争の超過需要によるインフレや長期金利が15%を超えるといった条件が重なり、再び下落相場に突入していきます。

ここから1970年代にかけて、株式の死と呼ばれる長期間に渡る停滞相場が始まります。

4. 1973年:オイルショック

1973年のオイルショックでは、-43%の暴落が起こり、回復まで7年間かかりました。

ニクソン大統領が発表した金ドル交換停止に加えて、中東戦争による石油価格の高騰がインフレを加速させていきます。

1970年代のアメリカは、景気の後退局面にも関わらず物価が上昇し、スタグフレーションという厳しい経済状況に陥ります。

5. 1987年:ブラックマンデー

1987年のブラックマンデーでは、-27%の暴落が起こり、回復まで2年間かかりました。

ブラックマンデーの原因としては、次のような要因が挙げられます。

  • 貿易赤字と財政赤字の拡大
  • 利上げ観測が噂されていた
  • 自動取引による負の連鎖

米国株式市場の暴落は、世界各国の市場にも影響を及ぼし、世界同時株安になりました。

6. 2000年:ITバブル崩壊

2000年のITバブル崩壊では、-44%の暴落が起こり、回復まで7年間かかりました。

1990年代末には、IT関連銘柄の株価が根拠なきまでに過熱していましたが、FRBの利上げをきっかけに株価は急速に暴落しました。

翌年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件もあり、再び深刻な不況に突入していきます。

関連記事 ITバブル崩壊の詳細はこちら

7. 2007年:リーマンショック

2007年のリーマンショックでは、-50%の暴落が起こり、回復まで6年間かかりました。

サブプライムローン問題をきっかけに、投資銀行のリーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界規模の金融危機が発生しました。

リーマンショックは100年に一度の暴落と言われていて、多くの投資家がこのタイミングで退場となりました。

関連記事 リーマンショックの詳細はこちら

米国株の暴落は大きなチャンス

米国株の暴落は大きなチャンス

米国株の暴落は、危機であると同時に、資産を増やす大きなチャンスでもあります。

株式投資の原則は安く買って高く売ることであり、安く買える絶好のタイミングが暴落している時です。

暴落時こそ買い増しを

株価が暴落している時こそ、積極的に買い増しを行い、米国株を仕込んでいきましょう。

過去の歴史的な暴落相場では、突然の含み損で冷静な判断力が失われ、保有株式を慌てて売却してしまうという姿が目立ちました。

暴落時は米国株のバーゲンセールという認識を持ち、底を見極める判断に動くべきです。

関連記事 バリュー投資の詳細はこちら

現金比率を維持しておく

現金比率を維持しておく

暴落タイミングを狙って買い増すためにも、一定の現金比率を維持することが重要です。

現金比率の目安としては、自分の年齢%を準備しておけばOKです。

  • 20代:20〜30%
  • 30代:30〜40%
  • 40代:40〜50%
  • 50代:50〜60%

フルインベストメントしていると、暴落時に身動きが取れなくなってしまうので、一定の現金比率を守るようにしてみてください。

資産状況や現金比率の管理には、マネーフォワードというスマホアプリがオススメです。

マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)

マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)

Money Forward, Inc.無料posted withアプリーチ

ニュースにはアンテナを張る

ニュースにはアンテナを張る

世界の経済ニュースにアンテナを張り、暴落の予兆を感じ取っていくことが大切です。

日経新聞の全世界版であるウォールストリート・ジャーナルは、経済ニュースや投資コラムが非常に充実していて必見です。

公式サイトでお試し購読キャンペーンを実施しているので、確認してみてください。
>> ウォールストリート・ジャーナル日本版

参考)日本語表示への変更方法

ウォールストリートジャーナル

ウォール・ストリート・ジャーナルは、言語切り替えで、日本語表示ができます。

PC版の場合は、ページ最上部のEditionを日本語に変更します。スマホ版の場合は、ページ最下部のEditionを日本語に変更します。

米国株が暴落する時期の予想

米国株が暴落する時期の予想

米国株が暴落する時期は、過去の傾向から学び、予想することができます。

今回は、次の3つの観点を利用して暴落の傾向を読み取ってみます。

暴落周期から予想する

米国株の暴落は、過去一定の周期で発生していることがわかります。

  • -50%レベルの暴落:100年に1回
  • -30%レベルの暴落:10年に1回
  • -10%レベルの暴落:1年に1回

投資に大きな影響を与える大暴落は、10年ほどの周期で発生すると言われています。

直近の大暴落は2008年のリーマンショックで15年経過してるので、周期的には暴落がいつ発生してもおかしくない状況にあります。

VIX指数から予想する

米国株の暴落時は、投資家の恐怖を示す指標であるVIX指数が高まっていました。

VIX指数の目安は、次の通りです。

  • VIX10〜20:平常時
  • VIX20〜30:強い警戒感あり
  • VIX30以上:暴落のリスクあり

VIX指数の最新の状況については、Yahoo!ファイナンスで確認してみてください。
>>Yahoo!Finance(米国版)で確認する

バフェット指数から予想する

バフェット指数とは、バフェット氏が株価の割安・割高の判断に使っている指標です。

過去にバフェット指数が100%を超える高水準だったのは、ITバブル崩壊リーマンショックで暴落が起こる前の段階でした。

  • ITバブル崩壊時
    148%まで上昇し、その後暴落
  • リーマンショック時
    108%まで上昇し、その後暴落

暴落の予兆は100%以上と言われているので、最新の状況を確認してみてください。
>>バフェット指数チャートを確認する

まとめ

今回は米国株の暴落について、過去の歴史や対処方法、下落の予想を解説しました。
記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 米国株の暴落は、20%以上の規模の暴落がこれまでに7回発生しています
  • 直近の歴史的な大暴落は、2008年のリーマンショックで-50%の暴落です
  • 暴落タイミングは、危機であると同時に資産を増やすチャンスでもあります
  • 一定の現金比率を保ち、暴落時に買い増しできるよう準備しておきましょう
  • 10年に1回の周期やVIX指数から、暴落をある程度は予測することができます

暴落に対処するためにも、常に米国株ニュースにはアンテナを張っておきましょう。

最新の情報を収集するには、金融メディア:モトリーフールの活用がオススメです。

以上、「過去のデータからの米国株の暴落予想」でした。

米国株投資のノウハウを無料公開中

当サイトでは、米国株投資をレベルアップさせる知識やノウハウを無料公開しています。

米国株の初心者から中級者までに役立つ内容を紹介しているので、米国株を学んで行きたい方は、ぜひ活用してみてください。

-米国株投資