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ITバブル崩壊の原因とは?発生時の株価チャートや下落率を解説します

:2019/06/29

ITバブル崩壊について学びたい方へ

1990年代のITバブルとは、どんな状況だったのかな?
崩壊の原因や株価チャートの下落率を教えて欲しいな。

本記事では、このような疑問に答えます。

本記事の要約

  • ITバブル崩壊の原因とは何かを説明します
  • ITバブル崩壊での株価下落率を解説します
  • ITバブル崩壊から学ぶべきことを紹介します

この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴4年のブロガーです。

今回は、インターネット系企業の株価が急上昇したITバブル崩壊の原因を解説します。

ITバブル崩壊の原因とは?

ITバブル崩壊の原因とは?

ITバブルとは、1990年代に発生したインターネット系企業の株価が高騰した相場です。

結果的には、次の3つの要因によってバブルは崩壊へと向かうことになりました。

  • IT企業への過剰な熱狂
  • 根拠なき熱狂からの目覚め
  • 9.11同時多発テロ事件

ITバブル崩壊に至るまでの流れを振り返っていきましょう。

IT企業への過剰な熱狂

IT企業への過剰な熱狂

1990年代のパソコンやインターネットの普及で、ITへの期待が大きく高まりました。

特に大きなきっかけとなったのが、1995年のWindows95の発売で、Microsoftは成功例として世界中から注目を集めます。

投資家はIT関連銘柄に熱狂し、インターネット系企業というだけで、収益や将来性とは無関係に株価が暴騰するようになりました。

根拠なき熱狂からの目覚め

根拠なき熱狂からの目覚め

ITバブル崩壊の原因は、単純に投資家が根拠なき熱狂から目覚めたためです。

インターネット関連というだけで、赤字ベンチャー企業の株価がPER100倍以上にも高騰しているのは、明らかな異常事態でした。

FRBの金融引き締めをきっかけとして売り優勢の相場になると、投資家は売り抜けを目指して一気に資金を引き上げていきます。

9.11同時多発テロ事件

9.11同時多発テロ事件

ITバブル崩壊に追い打ちをかけたのが、2001年の9.11同時多発テロ事件です。

テロ事件による経済的損失は、650億ドルと言われていて、IT関連銘柄だけではなく米国市場全体が暴落していきました。

その後、米国経済は2003年頃まで続く深刻な不況へと突入していきます。

ITバブル崩壊での株価下落率

ITバブル崩壊での株価下落率

ITバブル崩壊では、世界の株式市場が歴史に残る規模の暴落をしていきました。

実際に、アメリカや日本の株式市場に与えた影響を確認していきましょう。

米国株の下落率【S&P500】

米国株の下落率【S&P500】

ITバブル崩壊での米国株の下落率は、株価指数であるS&P500で-49%でした。

株価の急落に伴い、多くのIT関連ベンチャー企業は倒産へと追い込まれていきました。

Google、Amazonなど一部のベンチャー企業はITバブル崩壊を乗り越えて、今ではプラットフォーマーとして世界を支配しています。

日本株の下落率【日経平均】

日本株の下落率【日経平均】

ITバブル崩壊での日本株の下落率は、株価指数である日経平均で-63%でした。

日本経済はアメリカ経済の影響を受けやすいと言われていますが、本家アメリカよりも大きい株価下落率を記録してしまいます。

日本でも、楽天、ソフトバンク、ライブドアなどのIT企業が天国と地獄を経験しました。

主要IT銘柄の下落率

主要IT銘柄の下落率

主要IT銘柄の下落率として、AmazonのITバブル時の株価チャートを紹介します。

ITバブルピークの2000年に113ドルだった株価は、2001年の同時多発テロ事件の直後には5.51ドルと、約1/20に下落してしまいます。

ただし、その後Amazonは株価2000ドル以上まで成長を続けるので、米国IT銘柄への投資には大きな夢があります。

ITバブル崩壊から学ぶべきこと

ITバブル崩壊から学ぶべきこと

歴史上バブルは何度も繰り返していて、ITバブル崩壊から学べる教訓は多くあります

今回は、その中から3つの教訓を紹介します。

事業の本質を見据える

投資判断をする際には、株価チャートだけではなく事業の本質を見るようにしましょう。

Amazonの事例からもわかる通り、本質的に稼ぐ力がある企業は、暴落を経験しても乗り越えて成長を続けることができます。

Risk comes from not knowing what you’re doing.
リスクは、自分が何をしているのか理解していない時にやってくる。

ウォーレン・バフェット氏

世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏の投資哲学にもありますが、自分が事業内容をきちんと理解できる銘柄を選ぶことが重要です。

ニュースにアンテナを張る

ニュースにアンテナを張る

世界の経済ニュースにアンテナを張り、暴落の予兆を感じ取っていくことが大切です。

日経新聞の全世界版であるウォールストリート・ジャーナルは、経済ニュースや投資コラムが非常にわかりやすくおすすめです。

公式サイトでお試し購読キャンペーンを実施しているので、確認してみてください。
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現金比率を管理しておく

現金比率を管理しておく

ITバブル崩壊のような暴落に備えて、現金比率を管理しておくことが重要です。

暴落時は株式を安く買えるタイミングなので、積極的に買い増しすることができれば、資産を大きく増やすチャンスでもあります。

資産配分を可視化できるスマホアプリがあるので、ぜひ試してみてください。

App StoreからダウンロードGoogle Play で手に入れよう

まとめ

今回はITバブル崩壊について、その原因や株価の下落率などを解説しました。
記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • ITバブルとは、1990年代に発生したインターネット系企業の株価高騰です
  • インターネット関連というだけで、赤字企業でも根拠なき熱狂が起きました
  • FRBの利上げやテロ事件発生により、2000年代の初頭にバブルは崩壊します
  • バブルに踊らされないためにも、投資する際には事業の本質を見据えましょう
  • 経済ニュースにアンテナを張ったり、現金比率を管理することが重要です

ITバブルは崩壊しましたが、ITサービスは生活の一部として欠かせないものばかりです。
特にGAFAを中心とするプラットフォーマーは、世界に大きな影響を及ぼしています。

以上、「ITバブル崩壊の原因についての解説」でした。

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