リード文の役割や書き方を知りたい方へ
すぐ使える書き方のコツやパターン例を教えて欲しいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、ブログ歴13年のブロガーです。
今回は、ブログ記事を書く上で、とても重要になるリード文の書き方を解説します。
クリックできる目次
リード文の役割とは?
リード文とは、記事の冒頭に設置される導入文のことで、読者が最初に読む文章です。
リード文の役割としては、次の通りです。
- 読者に記事の概要を示す
- 読者の興味を惹きつける
- 読者を本文に誘導する
それぞれの役割について確認しましょう。
読者に記事の概要を示す
リード文は、読者に記事の概要を伝え、必要な情報があると認識してもらうパートです。
読者は、必要な情報を求めて記事にアクセスしてきます。その際に、記事が役に立たないと感じると、すぐに離脱してしまいます。
記事の本文まで読み進めてもらうためにも、リード文で記事の概要を示し、自分のための記事だと捉えてもらうことが重要です。
読者の興味を惹きつける
リード文は、タイトルやアイキャッチと併せて読者の興味を惹きつけることが役割です。
タイトルやアイキャッチは感覚的な訴えが強いですが、リード文では記事を読むメリットを具体的に示しましょう。
読者の検索意図を推測した上で、読者が抱える課題・問題点に対する解決策の糸口を示せれば、記事への期待感が高まります。
読者を本文に誘導する
記事の概要を示して、読者の興味を惹きつけたら、後は本文に誘導するのみです。
リード文で信頼関係を構築できれば、読者に本文を熟読してもらえます。また、こちらの意図する行動にも導きやすいものです。
あくまで本文に誘導するためのリード文なので、疑問は残しつつ本文につなぎましょう。
リード文の書き方 4つのコツ
リード文の書き方として意識するべきコツは、以下の通りとなります。
- 記事のターゲットを示す
- 読者の悩みに共感する
- 課題・問題点を指摘する
- 記事のメリットを伝える
これら4つのポイントをリード文に書けば、読者を手堅く本文に導くことができます。
それぞれのコツを確認していきましょう。
以下のコツを実践するには、記事のキーワード選定の理解が必須になります。
1. 記事のターゲットを示す
どんな読者を対象に書いた記事なのかを、冒頭でストレートに伝えましょう。
読者はアクセスしてから、僅か数秒で記事を読むか読まないかを判断しています。最初に読むリード文での掴みが非常に重要です。
どんな情報を求めている読者の役に立つ記事なのかを考えて、記載してみてください。
2. 読者の悩みに共感する
続いてのコツは、読者の悩みに共感して、読者の心をしっかり掴むというものです。
共感は読者を記事に引き込みます。エモーション(感情)への訴えを駆使して、「まさに自分のことだ!」と感じてもらいます。
例えば、過去の困っていた自分を思い出すなどして、読者の気持ちを考えてみましょう。
ブログ記事が読まれないと悩む方へ
せっかく記事を書いたにも関わらず、誰にも読んでもらえない苦しみは、誰もが1度は経験する道です。
3. 課題・問題点を指摘する
読者が抱える課題・問題点を指摘し、解決策を提供する記事に興味を持ってもらいます。
こちらは、ロジック(論理)での訴えとなります。エモーションとロジックの両面での訴えが、読者を確実に本文へと導きます。
記事にアクセスしてきた意図から、課題・問題点をシンプルに明確化すればOKです。
ブログ記事が読まれないと悩む方へ
せっかく記事を書いたにも関わらず、誰にも読んでもらえない苦しみは、誰もが1度は経験する道です。
でも、記事がなかなか読まれないのは、基本的な書き方を知らないことが原因かもしれません。
4. 記事のメリットを伝える
記事を読むメリットを伝えて、それにより未来がどう変わるのかを示しましょう。
マーケティング用語のベネフィットという要素です。記事を読むこと自体が目的ではなく、課題・問題点を解決したいわけです。
記事が提供する情報で解決できることを明確にして、リード文から本文につなぎます。
ブログ記事が読まれないと悩む方へ
せっかく記事を書いたにも関わらず、誰にも読んでもらえない苦しみは、誰もが1度は経験する道です。
でも、記事がなかなか読まれないのは、基本的な書き方を知らないことが原因かもしれません。
本記事では、毎月1万人に読まれるブログ記事の書き方を初心者向けに解説します。
すぐに使えるリード文のパターン例
すぐに使えるリード文のパターン例を交えながら、より実戦形式で学んでいきましょう。
改めて復習すると、「ターゲット」→「悩みへの共感」→「課題・問題点」→「メリット」という4つの要素を意識するのでした。
例1:[ブログ 稼げない]
[ブログ 稼げない]をキーワードにした記事のリード文は、以下の通りです。
ブログで稼げないと困っている方へ
ブログで稼げるようになるには、知識と時間が必要です。実際に僕も、最初の半年間は全く稼げませんでした。
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例2:[株式投資 始め方]
[株式投資 始め方]をキーワードにした記事のリード文は、以下の通りです。
株式投資の始め方を知りたい方へ
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僕が、証券口座の開設で戸惑ったのは、知識が足りなかったからでした。
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例3:[会社 行きたくない]
[会社 行きたくない]をキーワードにした記事のリード文は、以下の通りです。
会社に行きたくないと悩んでいる方へ
月曜の朝はとても憂鬱です。僕も転職するまでは、会社に行きたくないと毎週ブルーな気持ちになっていました。
会社に行きたくないと感じてしまうのは、自分自身が悪いわけではなく環境が合っていないからです。
本記事では、会社に行きたくない時の対処方法を解説していきます。
まとめ
今回はブログ記事のリード文について、役割から書き方やパターン例を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- リード文とは、ブログ記事の冒頭に設置される導入文のことです
- 記事の概要を示すことで興味を惹きつけて、本文へ誘導する役割を持ちます
- リード文には、ターゲットとする読者の悩みに共感し、感情的に訴えます
- さらに、読者が抱える課題・問題点を指摘することで、論理的にも訴えます
- あとは、記事を読んで得られるメリットを伝えて、本文に誘導すればOKです
紹介したリード文の書き方は一例なので、自分なりのアレンジを加えてみてください。
リード文の後に続く、ブログ文章の書き方は、以下の記事にて詳しく解説しています。
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ブログの書き方のコツをまとめました【記事の文章テンプレート公開】
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以上、「リード文の役割と書き方のコツ」でした。