2022年版 BA:ボーイングの株価・配当金の推移と銘柄分析

BAの株価・配当金データを知りたい方へ

BAの株価・配当金について、詳しく知りたい。
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。

本記事では、このような疑問に答えます。

本記事の要約

この記事を書いているかしわもちは、米国株投資歴9年のブロガーです。

今回は、【BA】ボーイングの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。

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【BA】ボーイングの株価データ

ボーイング(BA)の直近の株価は、以下の通りとなっています。

株価	$142.51
前日比	$-1.33(-0.92%)
年間高値	$226.92
年間安値	$122.19

株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。

BAの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。

株価チャート

ボーイング(BA)の株価チャートは、上記の通りです。

株価を長期的に見ると、好調な推移から下落局面が始まったチャートとなっています。

S&P500との比較

ボーイング(BA)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。

S&P500をわずかにアウトパフォームしていることがわかります。

【BA】ボーイングの配当金データ

ボーイング(BA)の配当金に関するデータは、以下の通りです。

配当利回り	5.77%
年間配当額	$8.22
配当支払い月	3, 6, 9, 12月
連続増配年数	0年

米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。

配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。

配当利回りの推移

ボーイング(BA)の配当利回りの推移は、上記の通りです。

株価が低迷していて、かなりの高配当になっていることが確認できます。

四半期配当の推移

ボーイング(BA)の四半期配当の推移は、上記の通りです。

着実に配当金の額を積み上げていましたが、2020年に減配となりました。

増配率の推移

ボーイング(BA)の増配率の推移は、上記の通りです。

増配率はかなり高めの水準にあり、20%以上の年もあることがわかります。

【BA】ボーイングの銘柄分析

ここからは、ボーイング(BA)のビジネスについて分析をしていきます。

セクター	資本財
S&P格付	BBB
採用指数	NYダウ / S&P500

BAは、資本財セクターを代表する大型銘柄となります。

「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。

参考: ボーイング-IR

BAの自社環境

ボーイング(BA)の主力の商品・サービスは以下の通りです。

民間用航空機
737 MAX、777、787
軍用航空機
F-15 イーグル
宇宙機
国際宇宙ステーション

ボーイングは、世界の空を飛行している民間用航空機の約半数に当たる1万機を製造していて、米国で唯一の大型航空機メーカーです。

また民間の航空機だけでなく、軍用航空機・ミサイル・宇宙機の設計開発から製造までも行い、航空宇宙業界をリードしています。

引用元：ボーイング IR

BAの業績推移

BAの競合環境

ボーイング(BA)の競合企業としては、次のような3社が挙げられます。

エアバス(航空機)
ロッキード・マーティン(軍用航空機)
ダッソー・アビアシオン(航空機)

ボーイングのライバルは、欧州のエアバスです。航空機の受注/納入機数は2分していて、激しいシェア争いを繰り広げています。

防衛最大手のロッキード・マーティンは、1981年に民間航空機からは撤退していて、軍用航空機でのみ競合している状況です。

引用元：DW

BAの市場環境

航空機分野の市場環境は、以下のような状況となっています。

航空機需要は、今後20年間で2倍に拡大が見込まれる
世界的に防衛費は増加傾向で、防衛・宇宙市場も拡大

世界の航空機需要は、アジアを中心に大きく高まっています。また、防衛費も増え続け、防衛・宇宙市場も拡大しています。

ただし、航空機市場は景気に敏感なので、今後の動向には注意が必要です。

世界中で運航される航空機の数は2038年までに倍増するとご存じでしたか？ボーイングは今週発表した「2019年民間航空機市場予測（CMO）」で、今後20年間の新造機とサービスの需要について予測しています。https://t.co/DxEIQk5f3H pic.twitter.com/OETYK156GP

— Boeing Japan (@BoeingJapan) June 20, 2019

まとめ

今回は【BA】ボーイングの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。

ポイント

BAの株価は下落局面ですが、S&P500を僅かにアウトパフォームしています
配当金は、連続増配を続けていましたが、2020年に減配となりました
BAは、民間航空機の約半数を製造していて、米国唯一の航空機メーカーです
ボーイングのライバルは欧州のエアバスで、航空機市場を2分しています
航空機市場および防衛・宇宙市場は、今後も拡大を続けていく見込みです

BA以外にも、高配当銘柄情報を提供してくれるオックスフォードインカムレターの無料メルマガも活用してみましょう。

また、米国株投資を効率化したい方は、米国株アプリを活用してみるのがおすすめです。

以上、「【BA】ボーイングの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。

米国株の銘柄分析