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【極意】米国株の無料スクリーニングで優良銘柄を探す方法!FINVIZを活用

米国株をスクリーニングして探したい方へ

米国株の優良銘柄を厳選して投資先を選びたい。
おすすめのスクリーニング条件を教えて欲しいな。

本記事では、このような疑問に答えます。

この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴9年のブロガーです。

今回は、FINVIZを利用する米国株のスクリーニング方法を解説します。

この記事の著者
米国株投資ブロガー かしわもち

米国株投資ブロガー

かしわもち

@kashiwamichi3

プロフィール

米国株投資とブログ副業で人生をレベルアップさせた米国株投資ブロガーです。高配当利回り&連続増配&高利益率の銘柄を中心に、バイ&ホールド戦略で投資しています。
著者情報の詳細もご確認ください。

米国株のおすすめスクリーニング条件

米国株のおすすめスクリーニング条件

米国株の優良銘柄を探す方法の1つとして、スクリーニングが挙げられます。

優良銘柄を厳選するために必要な5つのスクリーニング条件を紹介します。

1. 株価収益率(PER)

株価収益率(PER)の計算式

株価収益率(PER)は、株価と利益を比較することで株価の割安性を判断できる指標です。

企業が稼ぐ利益に対する株価の割安・割高水準の目安とできるため、投資する価値があるかを見極める手段の1つとして有効です。

米国株の平均PERは20倍程度と言われているので、PER20倍以上ならば割高、PER20倍以下ならば割安であると判断できます。

関連記事 米国株のPERについてはこちら

2. 自己資本利益率(ROE)

自己資本利益率(ROE)の計算式

自己資本利益率(ROE)は、株主資本と利益を比較することで経営の効率性を判断できる指標です。

株主視点で考えると、投資した資金を企業が何%くらいの利回りで運用して利益を生み出しているかと考えることもできます。

企業の業種にもよって異なりますが、米国株の平均ROEは15%程度と言われていて、15%以上を投資の目安としてみましょう。

3. 流動比率

流動比率の計算式

流動比率は、流動資産と流動負債を比較することで経営の安定性を判断できる指標です。

流動資産が流動負債を上回っている、すなわち流動比率が100%以上であると、短期的な支払能力で支払義務を賄えることを意味します。

一般的な財務分析では、流動比率が100%以上であれば、資金繰りが安定している企業であると言われています。

4. 営業利益率

営業利益率の計算式

営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合で事業の収益性を判断できる指標です。

企業の本業で稼ぐ力を示す指標であり、営業利益率が高い企業は、差別化された製品・サービスを持っていることが多いです。

業種によって営業利益率の水準は異なるため、同業種間で比較し、営業利益率の高い銘柄を優先的に選定してみましょう。

5. EPS成長率

EPSの計算式

EPS成長率は、1株あたり利益の推移を見ることで事業の成長性を判断できる指標です。

EPSが順調に成長している企業は、今後の株価も上昇していくことが予想されます。

基準としては、過去5年間のEPS成長率が5%以上の銘柄をスクリーニングしてみましょう。

米国株をスクリーニングできるサイト

米国株をスクリーニングできるサイト

米国株のスクリーニング機能は、FINVIZにて無料で提供されています。
>>FINVIZ.com ※PCでの利用推奨

様々な指標を組み合わせて米国株の各銘柄をスクリーニングすることが可能です。

FINVIZでのスクリーニング方法

FINVIZを利用して米国株をスクリーニングする方法は次の通りです。

FINVIZのStock ScreenerでUSAを選択

Descriptiveタブをクリックし、Countryで「USA」を選択してください。

FINVIZのStock ScreenerでFundamentalを選択

Fundamentalタブをクリックすることで、29個の財務指標から自由にスクリーニング条件を設定することができます。

利用できるスクリーニング条件

FINVIZでは、29個の財務指標を米国株のスクリーニング条件として利用可能です。

それぞれのスクリーニング条件を日本語訳した意味は以下の通りです。

項目 意味
P/E 実績PER
Forward P/E 予想PER
PEG PEGレシオ
P/S PSR
P/B PBR
Price/Cash 株価÷現金
Price/Free Cash Flow 株価÷フリーキャッシュフロー
EPS growth this year EPS成長率(今年度)
EPS growth next year EPS成長率(来年度)
EPS growth past 5 years EPS成長率(過去5年間)
EPS growth next 5 years EPS成長率(今後5年間)
Sales growth past 5 years 売上成長率(過去5年間)
EPS growth qtr over qtr EPS成長率
Sales growth qtr over qtr 売上成長率(四半期ごと)
Return on Assets ROA
Return on Equity ROE
Return on Investment ROI
Current Ratio 流動比率
Quick Ratio 当座比率
LT Debt/Equity 長期負債比率
Debt/Equity 負債比率
Gross Margin 売上総利益率
Operating Margin 営業利益率
Net Profit Margin 純利益率
Payout Ratio 配当性向
Insider Ownership 株式の内部所有率
Insider Transactions 株式の内部取引率
Institutional Ownership 株式の機関所有率
Institutional Transactions 株式の機関取引率

スクリーニング後のチェック事項

スクリーニング後のチェック事項

スクリーニング結果から、どの銘柄に投資するかの判断は自分自身に委ねられています。

スクリーニングで機械的に絞り込んだ銘柄が投資に値する米国株かを判断するために、次の2点は必ず確認しておきましょう。

ビジネスモデルを確認する

投資する企業のビジネスモデルをきちんと理解することは、重要なポイントです。

著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏も述べていますが、事業内容を理解できない企業には投資すべきではありません。

少なくとも企業がどのような製品・サービスを扱っているのかは確認しておきましょう。

関連記事 米国株の有望銘柄はこちら

株価チャートを確認する

株価チャートを確認する

株価チャートを確認すると、現在の相場の方向性が一目でわかります。

相場の方向性には大きく分けて、上昇トレンド/下降トレンド/横ばいトレンドの3種類の方向性があります。

下落トレンドにある銘柄よりも、上昇トレンドにある銘柄に投資した方が良いでしょう。

関連記事 米国株チャートの読み方はこちら

まとめ

今回は米国株のスクリーニング方法について、実際の条件や方法を解説しました。
記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 米国株の優良銘柄を探すためのスクリーニング条件を5つ紹介しました
  • 米国株のスクリーニングは、FINVIZを利用して実施してみましょう
  • スクリーニング結果からの投資判断は自分自身に委ねられています
  • 企業のビジネスモデルを理解し、主力の製品やサービスを知ることが大切です
  • 株価チャートを確認し、現在の相場の方向性を把握しておきましょう

今回紹介したスクリーニング条件を参考に、目的に応じて条件は調整してみてください。

基準数値だけに捉われるのではなく、市場平均や同業他社と比較することが大切です。

以上、「FINVIZを利用する米国株のスクリーニング方法」でした。

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