BLLの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【BLL】ボールの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
クリックできる目次
【BLL】ボールの株価データ
ボール(BLL)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価 | $69.49 |
前日比 | $-2.42(-3.37%) |
年間高値 | $97.28 |
年間安値 | $72.21 |
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
BLLの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価チャート
ボール(BLL)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、緩やかに成長しているチャートとなっています。
S&P500との比較
ボール(BLL)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500をわずかにアウトパフォームしていることがわかります。
【BLL】ボールの配当金データ
ボール(BLL)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
配当利回り | 1.15% |
年間配当額 | $0.8 |
配当支払い月 | 3, 6, 9, 12月 |
連続増配年数 | 7年 |
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回りの推移
ボール(BLL)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
増配分以上に株価が上昇していて、配当利回りが下がっていることが確認できます。
四半期配当の推移
ボール(BLL)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
配当金の増配を始めたばかりですが、2017年以降は増配を続けています。
増配率の推移
ボール(BLL)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率にはバラツキがありますが、高めの水準にあることがわかります。
【BLL】ボールの銘柄分析
ここからは、ボール(BLL)のビジネスについて分析をしていきます。
セクター | 素材 |
S&P格付 | BB+ |
採用指数 | S&P500 |
BLLは、素材セクターを代表する大型銘柄となります。
「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。
参考: ボール-IR
BLLの自社環境
ボール(BLL)の主力の商品・サービスは以下の通りです。
- 包装事業
飲料用アルミ缶、スプレー缶 - 航空宇宙事業
アンテナ、各種センサー
BLLは、世界最大級の製缶メーカーです。食品・飲料や家庭用品に使うアルミニウムやスチールの金属包装を製造しています。
また、事業規模としては約1割ですが、航空宇宙部門も保有していて、特殊用途のアンテナや各種センサーなども開発しています。
BLLの業績推移
BLLの競合環境
ボール(BLL)の競合企業としては、次のような3社が挙げられます。
- クラウン・ホールディングス
- 東洋製罐
- アルダー・グループ
BLLの金属容器は、シェア15%で世界1位を誇ります。競合としては、クラウン・ホールディングスや東洋製罐が後に続きます。
BLLは、同業のレクサムを2016年に買収し、世界最大の製缶メーカーとなりました。
BLLの市場環境
飲料缶分野の市場環境は、以下のような状況となっています。
- 米国の飲料缶市場は、年率4.6%で成長を続ける見通し
- 飲料缶市場の主な顧客は、コカ・コーラやペプシコ
米国の飲料缶市場は、炭酸飲料の需要増加や環境問題によるプラスチックからの移行により、年率4.6%で成長を続ける見通しです。
飲料缶市場は、大量の缶を高頻度で調達するコカ・コーラやペプシコなどのバイヤーの存在によって成り立っています。
まとめ
今回は【BLL】ボールの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- BLLの株価は好調で、S&P500を大きくアウトパフォームしています
- 配当金は、7年間連続増配中ですが、株価上昇で配当利回りが下がっています
- BLLは、世界最大級の製缶メーカーで、飲料用アルミ缶などを製造しています
- BLLは、同業のレクサムを2016年に買収し、シェア1位になりました
- 米国の飲料缶市場は、年率4.6%で今後も成長を続ける見通しです
BLL以外にも、高配当銘柄情報を提供してくれるオックスフォードインカムレターの無料メルマガも活用してみましょう。
また、米国株投資を効率化したい方は、米国株アプリを活用してみるのがおすすめです。
以上、「【BLL】ボールの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。