ABBVの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【ABBV】アッヴィの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
クリックできる目次
【ABBV】アッヴィの株価データ
アッヴィ(ABBV)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
ABBVの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価 | $[price stock="ABBV"] |
前日比 | [sign stock="ABBV"]$[diff stock="ABBV"]([sign stock="ABBV"][ratio stock="ABBV"]%) |
年間高値 | $[high stock="ABBV"] |
年間安値 | $[low stock="ABBV"] |
株価チャート
アッヴィ(ABBV)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、緩やかに成長しているチャートとなっています。
S&P500との比較
アッヴィ(ABBV)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500とほぼ同等のペースで成長していることがわかります。
【ABBV】アッヴィの配当金データ
アッヴィ(ABBV)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回り | [dividend_yield stock="ABBV"]% |
年間配当額 | $[dividend stock="ABBV"] |
配当支払い月 | 2, 5, 8, 11月 |
連続増配年数 | [birth day="19720113"]年 |
配当利回りの推移
アッヴィ(ABBV)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
連続増配が続いていて、かなりの高配当になっていることが確認できます。
四半期配当の推移
アッヴィ(ABBV)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
着実に配当金の額を積み上げていて、スピンオフ前のABT時代も含めると、1973年以降は増配を続けています。
増配率の推移
アッヴィ(ABBV)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率は高めの水準にあり、10%以上で推移していることがわかります。
【ABBV】アッヴィの銘柄分析
ここからは、アッヴィ(ABBV)のビジネスについて分析をしていきます。
ABBVは、ヘルスケアセクターを代表する大型銘柄となります。
「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。
参考: アッヴィ-IR
ABBVの自社環境
アッヴィ(ABBV)の主力の商品・サービスは以下の通りです。
- 医薬品
ヒュミラ、イムブルビカ
ABBVの主力は、関節リウマチ薬のヒュミラです。7年連続で世界で最も売れた医薬品であり、ABBVの売上高の6割を占めています。
特許切れが2023年に迫るヒュミラに代わる医薬品の開発が急務で、ボトックスで有名なアラガンの買収を発表しました。
引用元:アッヴィ IR
ABBVの業績推移
ABBVの競合環境
アッヴィ(ABBV)の競合企業としては、次のような5社が挙げられます。
- ファイザー(医薬品)
- メルク(医薬品)
- ジョンソン&ジョンソン(医薬品)
- アムジェン(医薬品)
- バイオジェン(医薬品)
新薬を発売するには、9〜17年もの期間と多額の開発費が必要です。そのため、製薬会社では巨額のM&Aが頻繁に行われています。
最近ではファイザーが、ガン治療薬を持つバイオ医薬品企業のアレイ・バイオファーマを114億ドルで買収すると発表しました。
ABBVの市場環境
医薬品分野の市場環境は、以下のような状況となっています。
- 医薬品市場は、抗がん剤などの需要拡大で堅調に成長する見通し
- 医薬品の売上が最も大きいのは米国で、世界の約40%を占めます
- トランプ政権の圧力で、米国で薬価を抑える動きが出てきました
世界の医薬品市場の40%のシェアを米国が占めていて、米国市場の動向が医薬品業界全体に大きな影響を及ぼすという環境です。
米国では、製薬会社が薬の値段を自由に決めることが可能ですが、価格抑制圧力が強まってくると、大きなリスク要因となります。
まとめ
今回は【ABBV】アッヴィの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- ABBVの株価は好調で、S&P500と同じようなペースで成長しています
- 配当金は、[birth day="19720113"]年間連続増配を続けていて、配当利回りが上昇しています
- ABBVの主力は、関節リウマチ薬のヒュミラで、売上高の6割を占めています
- 競合の製薬会社はPFEやJNJで、新薬開発へ向けてM&Aを頻繁に行っています
- 医薬品市場の40%のシェアを米国が占めていて、その動向が重要となります
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また、米国株投資を効率化したい方は、米国株アプリを活用してみるのがおすすめです。
以上、「【ABBV】アッヴィの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。