IBMの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【IBM】アイ・ビー・エムの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
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【IBM】アイ・ビー・エムの株価データ
アイ・ビー・エム(IBM)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価 | $[price stock="IBM"] |
前日比 | [sign stock="IBM"]$[diff stock="IBM"]([sign stock="IBM"][ratio stock="IBM"]%) |
年間高値 | $[high stock="IBM"] |
年間安値 | $[low stock="IBM"] |
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
IBMの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価チャート
アイ・ビー・エム(IBM)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、株価は伸び悩んでいて、横ばいのチャートとなっています。
S&P500との比較
アイ・ビー・エム(IBM)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500を大きくアンダーパフォームしていることがわかります。
【IBM】アイ・ビー・エムの配当金データ
アイ・ビー・エム(IBM)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
配当利回り | [dividend_yield stock="IBM"]% |
年間配当額 | $[dividend stock="IBM"] |
配当支払い月 | 3, 6, 9, 12月 |
連続増配年数 | [birth day="19950508"]年 |
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回りの推移
アイ・ビー・エム(IBM)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
株価は停滞していますが連続増配を続けているため、かなりの高配当になっています。
四半期配当の推移
アイ・ビー・エム(IBM)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
着実に配当金の額を積み上げていて、1996年以降は増配を続けています。
増配率の推移
アイ・ビー・エム(IBM)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率は年々低下してきていて、今後も低下が続くと予想されます。
【IBM】アイ・ビー・エムの銘柄分析
ここからは、アイ・ビー・エム(IBM)のビジネスについて分析をしていきます。
セクター | 情報技術 |
S&P格付 | A |
採用指数 | NYダウ / S&P500 |
IBMは、情報技術セクターを代表する大型銘柄となります。
「自社環境」「競合環境」「市場環境」という3つの観点でビジネスを確認しましょう。
参考: アイ・ビー・エム-IR
IBMの自社環境
アイ・ビー・エム(IBM)の主力の商品・サービスは以下の通りです。
過去に栄華を極めたハードウェア事業は縮小していて、ソフトウェアやサービスを主力事業とする方向へ転換しました。
特にクラウドサービス事業では、2018年にRedHatを340億ドルという巨額の資金を投じて買収し、大きな勝負を仕掛けています。
引用元:アイ・ビー・エム IR
米IBM、クラウドソフト大手RedHatを買収 3.8兆円 https://t.co/fFAmguUgSR
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 29, 2018
IBMの業績推移
IBMの競合環境
アイ・ビー・エム(IBM)の競合企業としては、次のような5社が挙げられます。
- アマゾン・ドットコム(クラウド)
- マイクロソフト(クラウド)
- オラクル(ビッグデータ)
- アクセンチュア(IT)
- DXCテクノロジー(IT)
クラウドサービスは、アマゾンのAWSとマイクロソフトのAzureの2社だけで約半数のシェアを占めているという厳しい環境です。
ITサービスでは、かつての圧倒的な存在ではなくなりましたが、世界1位のポジションを守っています。
引用元:statista
IBMの市場環境
IT分野の市場環境は、以下のような状況となっています。
- 各国の官公庁や大企業にクラウドファーストの考えが拡大
- DXが推進されて、データドリブンなビジネスが増加
- これまでのSI中心のビジネスモデルは厳しい状況に
クラウドの浸透でサーバーやソフトが不要になり、ハードからソフトまでを一括提供するIBMの強みが通用しにくくなっています。
IBMが成長分野と位置付けるクラウドサービスやデータ分析で、SI事業の減収を補えるかが焦点となります。
まとめ
今回は【IBM】アイ・ビー・エムの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- IBMの株価は停滞していて、S&P500を大きくアンダーパフォームしています
- 配当金は、[birth day="19950508"]年間連続増配を続けていて、配当利回りが上昇しています
- IBMは、ソフトウェアやサービスを主力事業とする方針に大きく転換しました
- ITサービスの売上高ランキングでは、世界1位のポジションを確保しています
- 世界にクラウドファーストが浸透し、SI中心のビジネスは厳しい状況です
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また、米国株投資を効率化したい方は、米国株アプリを活用してみるのがおすすめです。
以上、「【IBM】アイ・ビー・エムの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。