VPUの株価・配当金データを知りたい方へ
最新データやこれまでの分析データを参考にしたいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETFの株価・配当金の推移や銘柄分析を紹介します。
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【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETFの株価データ
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の直近の株価は、以下の通りとなっています。
株価 | $145.74 |
前日比 | $-1.28(-0.87%) |
年間高値 | $168.425 |
年間安値 | $138 |
株価データは、米国株式市場が終了した後の毎日12時以降に更新しています。
VPUの株価の変動をチャートで詳しく確認していきましょう。
株価チャート
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の株価チャートは、上記の通りです。
株価を長期的に見ると、緩やかに成長しているチャートとなっています。
S&P500との比較
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の直近5年間の株価上昇率をS&P500と比較しました。
S&P500とほぼ同等のペースで成長していることがわかります。
【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETFの配当金データ
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の配当金に関するデータは、以下の通りです。
配当利回り | 3.52% |
年間配当額 | $5.1316 |
配当支払い月 | 1, 4, 7, 10月 |
連続増配年数 | 7年 |
米国株では、四半期ごとに年4回の配当金が支払われるのが一般的となっています。
配当利回りや四半期配当の推移をグラフでさらに詳しく確認していきましょう。
配当利回りの推移
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の配当利回りの推移は、上記の通りです。
増配分以上に株価が上昇していて、配当利回りが下がっていることが確認できます。
四半期配当の推移
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の四半期配当の推移は、上記の通りです。
着実に配当金の額を積み上げていて、2016年以降は増配を続けています。
増配率の推移
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の増配率の推移は、上記の通りです。
増配率にはバラツキがありますが、低めの水準にあることがわかります。
【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETFの銘柄分析
ここからは、バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の詳細について紹介していきます。
ベンチマーク | MSCI US IMI Utilities 25/50 |
構成銘柄数 | 66銘柄 |
総経費率 | 0.10% |
VPUは、米国株の公益事業セクター銘柄で構成されるETFとなります。
「主な構成銘柄」「セクター別構成比」「他セクターETFとの比較」という3つの観点でETFを分析しましょう。
VPUの主な構成銘柄
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)の主な構成銘柄としては、次の10社が挙げられます。
No. | 企業名 | 構成比率 |
1 | ネクステラ・エナジー | 13.45% |
2 | ドミニオン・エナジー | 7.80% |
3 | デューク・エナジー | 6.78% |
4 | サザン・カンパニー | 6.22% |
5 | アメリカン・エレクトリック・パワー | 4.52% |
6 | エクセロン | 4.09% |
7 | センプラ・エナジー | 3.64% |
8 | エクセル・エナジー | 3.62% |
9 | WECエナジー・グループ | 3.18% |
10 | コンソリデーテッド・エジソン | 2.97% |
公益事業セクターの企業は、米国で電力・ガス・水道を提供しています。完全に国内ビジネスなので、日本での知名度は低めです。
構成比率1位のネクステラ・エナジーは、風力や太陽光などの再生可能エネルギーに力を入れている電力会社となります。
VPUのセクター別構成比
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)のセクター別構成比は、以下のような状況となっています。
No. | サブセクター | 構成比率 |
1 | 電力 | 59.3% |
2 | 総合公益事業 | 28.9% |
3 | ガス | 4.7% |
4 | 水道 | 4.5% |
5 | 独立系発電事業 | 1.9% |
6 | 再生エネルギー | 0.7% |
電力やガス・水道などの生活インフラの業種で構成されるため、景気変動の影響が小さく不況にも強いことが最大の特徴です。
構成比率を見ると、電力事業が約6割と大多数を占めていることがわかります。
他のセクターETFとの比較
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)と他のセクターETFとの比較は、次の通りです。
セクター | ETF | 年率リターン |
S&P500 | VOO | +8.45% |
生活必需品 | VDC | +6.54% |
ヘルスケア | VHT | +9.97% |
公益事業 | VPU | +3.84% |
情報技術 | VGT | +15.14% |
資本財 | VIS | +5.68% |
エネルギー | VDE | +6.08% |
通信サービス | VOX | -0.98% |
一般消費財 | VCR | +10.56% |
金融 | VFH | +4.46% |
素材 | VAW | +3.96% |
米国を代表するセクターである情報技術やヘルスケアが高成績を上げています。
公益事業セクターのVPUは、市場平均であるS&P500のリターンを下回っています。
まとめ
今回は【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETFの株価・配当金や銘柄分析を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- VPUの株価は緩やかな成長で、S&P500と同じようなペースで成長しています
- 配当金は、7年間連続増配中ですが、株価上昇で配当利回りが下がっています
- VPUは、公益事業セクターの銘柄から構成されていて、総経費率は0.10%です
- 主な構成銘柄は、NEEやD、DUK、SOなどの電力・ガスを提供する会社です
- セクター別構成比は、電力事業が約6割で大多数を占めています
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以上、「【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETFの株価・配当金の推移や銘柄分析」でした。