米国株の投資信託ランキングが気になる方へ
おすすめのファンドをランキング形式で教えて欲しいな。
本記事では、このような疑問に答えます。
この記事を書いている かしわもち は、米国株投資歴8年のブロガーです。
今回は、米国株の投資信託ランキングを紹介します。
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米国株の投資信託ランキングTOP3
米国株の投資信託は、低リスクで堅実に投資できる金融商品として人気を集めています。
これは、米国株式市場が強い成長を続ける世界一のマーケットであり、日本株よりも良好なリターンを期待できるためです。
日本の証券会社で購入可能な投資信託で、おすすめランキングTOP3は次の通りです。
それぞれの投資信託の詳細を解説します。
1. SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
第1位は、S&P500という株価指数に連動するSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドです。
S&P500は過去のデータからもわかる通り、97年以上にも渡って成長を続け、投資家にリターンをもたらしてきた実績があります。
さらに、S&P500に連動する投資信託として経費率が最安なので、米国株に投資したい場合は最有力の投資信託となるでしょう。
楽天証券を利用している方は残念ながら購入できないので、代わりにeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を検討してみましょう。
2. 楽天・全米株式インデックス・ファンド
第2位は、米国株式市場の全体に投資する楽天・全米株式インデックス・ファンドです。
S&P500は米国株式市場の約80%をカバーしているのに対して、全米株式インデックスはほぼ100%をカバーしています。
S&P500は大型銘柄で構成される株価指数なので、中小銘柄も含めて分散投資したい場合は、こちらの投資信託がおすすめです。
3. 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
第3位は、高配当株だけに投資する楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドです。
高配当株からの配当金は、自動的にファンド内で再投資されるため、配当課税を受けずに効率的に運用することができます。
米国株界隈で有名な配当再投資戦略を手軽に実施したい方には、最適な投資信託です。
米国株のETFランキングTOP3
米国株ETFを活用すれば、投資信託よりも本格的に米国株に投資することができます。
投資信託と比較すると、ドルベースの取引にはなりますが、経費率が安くリアルタイムに売買できることが米国株ETFの特徴です。
関連記事 米国株ETFの詳細はこちら 続きを見る
米国株ETFとは?株式・投資信託との違いやおすすめ銘柄を解説します
日本の証券会社で購入可能な米国株ETFで、おすすめランキングTOP3は次の通りです。
これらは、先ほどランキングで紹介した投資信託の本家ETF版となります。
1. バンガード S&P500 ETF
第1位は、代表的な株価指数のS&P500に連動するバンガード S&P500 ETFです。
確かな実績を持つS&P500に投資できるのは投資信託版と同様で、経費率が0.03%と圧倒的に安いことがETF版の特徴となります。
同じ指数に連動するのであれば、経費率は安い方が良いので、ドル建ての手間を気にしない方はこちらがおすすめです。
- ティッカー
VOO - ベンチマーク
S&P500指数 - 信託報酬(経費率)
0.03% - ETF情報の詳細
株価・配当金を確認する - 取扱証券会社
SBI証券 / マネックス証券 / 楽天証券
2. バンガード トータルストックマーケット ETF
第2位は、米国株の全体に投資するバンガード トータルストックマーケット ETFです。
こちらも、米国株の中小銘柄から大柄銘柄までに分散投資できる特徴はそのままに、経費率が0.03%と安いETF版となります。
世界経済を牽引する米国株式市場に低コストで投資したい方には、おすすめのETFです。
- ティッカー
VTI - ベンチマーク
CRSP USトータル・マーケット・インデックス - 信託報酬(経費率)
0.03% - ETF情報の詳細
株価・配当金を確認する - 取扱証券会社
SBI証券 / マネックス証券 / 楽天証券
3. バンガード 米国高配当株式 ETF
第3位は、高配当利回りの米国株に投資するバンガード 米国高配当株式 ETFです。
投資信託版との最大の違いは、利回りで3~4%程度の水準の配当を分配金として受け取れることです。
コツコツと積立投資を継続し、配当金生活を目指したい方には最適なETFとなります。
- ティッカー
VYM - ベンチマーク
FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス - 信託報酬(経費率)
0.06% - ETF情報の詳細
株価・配当金を確認する - 取扱証券会社
SBI証券 / マネックス証券 / 楽天証券
米国株の投資信託を選ぶポイント
米国株の投資信託を自分で選びたい方に向けて、投資信託を選ぶポイントを解説します。
基本的な観点として、次の3点に気をつければOKです。
インデックス型から選ぶ
投資信託の運用手法は、アクティブ型ではなくインデックス型のものを選びましょう。
株式投資の世界では、長期運用になると、アクティブファンドの9割前後が市場平均に負けてしまうことが知られています。
味気はないですが、S&P500やNYダウなどに連動するインデックスファンドを選ぶことこそが、資産運用の成功確率を高めます。
関連記事 米国株のインデックス投資はこちら 続きを見る
【知らなきゃ損】米国株インデックス投資で資産を増やす運用法とは?
分散対象が広いものを選ぶ
投資信託の分散対象は、ある程度以上は広いファンドを選ぶことが定石となります。
広く分散投資された投資信託を選ぶことが、投資のリスクを抑えて堅実に資産を増やすことにつながります。
例えば、30銘柄で構成されるNYダウよりも、500銘柄で構成されるS&P500の方が、似たパフォーマンスでも低リスクです。
経費率が安いものを選ぶ
同じ指数に連動する投資信託であれば、経費率がより安いファンドを選択してください。
投資信託の経費率とは、資産額に対して一定の割合が定められていて、日割り計算されて毎日差し引かれる保有コストです。
インデックス型の投資信託であれば、経費率0.4%以下が目安となります。
まとめ
今回は米国株の投資信託について、おすすめランキングや選ぶポイントを解説しました。
記事のポイントをまとめます。
ポイント
- 米国株の投資信託は、低リスクで堅実に投資できる金融商品です
- ランキング形式でおすすめの投資信託・ETFを紹介しました
- 投資信託は、アクティブ型ではなくインデックス型のファンドを選びましょう
- 分散対象が広い投資信託を選ぶことで、投資のリスクを抑えることができます
- 保有コストである経費率(信託報酬)は、より安いファンドを選ぶことが大切です
米国株の投資信託やETFは、日本の証券会社で簡単に購入することができます。
おすすめの証券会社を以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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以上、「米国株の投資信託ランキング」でした。